2009年12月29日火曜日

年齢を忘れさせてくれるバイクという存在。






[石井スペシャル  DSC_0377.jpg]

こんばんは〜千葉の石井です。

ブログとは何をテーマに記事を日々書き続けて行けば良いのか迷います。
御陰様でドカブログランキングも嬉しいことに10位以内にランクイン出来ました。
これも応援して下さっている皆様のおかげだと思います。有り難う御座います。
困ったもので、バイクを購入して正直あまり乗れてはいない日々が続いています。
仕事が忙しいのと不運にも夜盲症のお陰か、全然乗り切れていないのが現状です。
これが人力自転車でしたら、体力的にも乗るのはすごく面倒になり、
環境的にも難しかったのかも知れません。

ですがバイクは自転車とは違い「自動二輪車と書きます。」
これは読んで字の如く!足で交互に力を入れて漕がなくとも
自動的に前に進んでくれる素晴らしさが魅力でもあるのです。
両手でハンドルを握り、ギアチェンジが出来て、バランスを維持さえさせれば、
多少なりとも場所を移動させることが出来る趣味のモータースポーツだったのです。
正直、免許を取得しようなんて思うキッカケの前に消極的な考えで嫌にもなりました。
ボクたちの世代は、飛行機の技能免許よりも厳しく難関だったのです。
これらの限定解除「大型自動二輪免許」を取得するという世界の
遠い憧れ的イメージが強く意識の根底に残っていたのも原因の1つです。

でも、話を良く聞いてみますと、
自動車学校で約12時間くらいの実地技能講習を受ければ、
筆記試験も無く免許が更新してもらえる制度に変わったのが嬉しい出来事だったのです。
この話を聞いておじさんたちの昔の常識では到底、最初は信じられませんでした。
無理もありません、あの厳しい大型自動二輪車限定解除免許が
約1日24時間の半分12時間程度の講習で貰えるのです。
50歳の年齢でこの免許の壁を乗り越えるのは
逆に今しか無いのかも?と自分なりに決断したワケなのです。
よし!バイクは要らないけれど、
大型自動二輪免許だけはとりあえず取得してておこうと思い立ちました。

こうして本当は、要らないハズの大型バイクも、
己の意志の弱さを内面からカバーさせる為にも
先に購入してしまったのが実のところの本音です。
逆に情けないくらいにこの手の誘惑に滅法弱い性格なのでした。
会社に響かない時間帯を利用してゆっくりのんびりと地元の自動車学校に通いました。
この年、50歳になって習い事をするなんてホント想像もしていませんでした。

冷静に考えて自覚症状は確かに50歳なのですが、
自分自身の中に在る神経細胞や精神や気持ちは、
ちっとも変化していないどころか、若者だった時の感覚とは何も変わりません。
世間では初老の老人グループの立派な仲間入りなのですが、
内面から100%この老化現象を認めている訳ではないのです。
まだまだオレはバリバリの現役で行けるんだ!と思う もう1つの自我を感じました。
微妙な年齢の葛藤はこうして複雑に環境とシンクロして心を悩ませます。
バイクに跨がって、道を走らせていると
忘れかけていた遠い青春時代の懐かしい匂いを感じます。
忙しい毎日で日々見失っていた自分らしさの懐かしい時間と表現したら良いでしょうか!
年齢と限界を瞬間にも忘れさせてくれるこのバイクという熱い存在が好きです。



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